手軽に運営できる・柔軟性が高い・コスパに優れている
Shopifyに搭載されているのは、商品・注文管理やカートチェックアウトなど最小限の機能のみですが、
「Shopify app store」を使うことで、クーポン発行やサブスクリプション導入といった必要な機能をアプリで追加できます。
Shopifyの強み
シンプルさ
多くのマーチャントがShopifyを選ぶ理由として「シンプルさ」をあげます。Shopifyでビジネスを開始するのに複雑な設定は必要ありません。サーバーやソフトウェアの準備も必要なく、簡単にストアを立ち上げることができ、少ない初期費用で素早くビジネスを開始することができます。
1. 構築が簡単
ストア設定プロセスがシンプルで、最初から必要な機能が組み込まれているので、マーチャントがすぐにビジネスを始められます。
Shopifyには80種類以上の「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートがあり、ノーコードで直感的に、素早くストアを構築することが可能です。
また、ロゴを作る、ドメインを取得する、ストア用のフリー素材、広告運用を行う、無料人工チャットボット、販売する商品の調達など、ビジネスを開始して間もないマーチャントにとって便利な機能もShopifyでは用意しています。
2. シンプルなストアメンテナンス
ストアは完全にホストされていて、Shopifyがプラットフォーム管理を行っているため、マーチャントは自分のビジネス運営に専念することができます。
Shopifyではダウンタイムを減らすための強力な技術的サポートと継続的なプラットフォームのメンテナンスを行っているので、マーチャントのビジネスは円滑に進み続けます。
3. シンプルな管理画面
Shopifyの管理画面は非常にシンプルで、ストアフロントのデザイン変更、商品のアップロード、ディスカウント設定、注文管理、在庫管理、顧客管理、ストア分析に至るまで全てを1つの管理画面で行うことができます。
シンプルな注文処理
管理画面から、マーチャントは注文を処理し、発送、そして複数のロケーションにある在庫を管理することができます。発送と顧客の詳細についても、1つの管理画面から管理することができます。アプリを利用して、外部倉庫と連携し、出荷業務を外部倉庫に委託し、Shopifyの管理画面から出荷指示をすることも可能です。
シンプルな売上管理と分析機能
Shopifyでは管理画面からいつでも簡単に売上管理と分析レポートを確認することができます。プランに応じて様々な分析機能が用意されていて、売上、セッション、リピーター、CVR、デバイス・国別トラフィック、キャンペーン効果、行動レポート、財務レポート、製品分析などをビジネスの成長に役立てることができます。
ストアの最適化と柔軟性
カスタマイズ性の高いデザインと機能もまた、多くのマーチャントがShopifyを選ぶ主な理由です。
販売する商品やブランドのイメージに合わせて、最適なストア作りが可能なのです。また、Shopifyではビジネスの成長に合わせた柔軟なソリューションを用意しています。
1. 豊富なアプリ
Shopifyアプリストアからアプリをダウンロードすることで、Shopifyのプラットフォームの機能を拡張することができます。
8,000以上のアプリを備えたアプリストアは、様々なマーチャントの固有なビジネスニーズを満たし、各々にカスタマイズされたコマースプラットフォームを提供します。日本のマーケットに合わせて開発されたアプリもあり、日本のマーチャントの売上UPや業務効率化を支援します。
2. 豊富なテーマ
「テーマ」とはノーコードでオンラインストアをデザインできるテンプレートで、オンラインストアの見た目や雰囲気、機能をデザインします。Shopifyのテーマストアには、各産業やブランドイメージに合わせた80種類以上のテーマが用意されています。テーマは全てモバイルデバイスに対応しているため、デザインをし直す必要はありません。
3. 多様な決算方法
Shopifyでは独自の決済方法であるShopify Paymentsのほか、日本の決済会社を含む様々な決済方法と連携しており、マーチャントの多様なニーズに対応できるようになっています。
SHOPIFY PAYMENTを利用する場合
- クレジットカード:VISA、MASTERCARD、AMERICANEXPRESS、JCB
- APPLE PAY
- GOOGLE PAY
- SHOP PAY
Shopify Paymentを利用しない場合
- PayPal
- Amazon Pay
- Paidy
- 携帯キャリア決済
- bitpay ・SBペイメントサービス
- EPSILON
- KOMOJU
- 2Checkout
- CyberSource
ストアの安定性・安全性
ストアの安定性とセキュリティを保つことは非常に重要なことですが、その維持管理には多くの作業とコストを要します。Shopifyではセキュリティ対策やバージョンアップも自動的に行われ、またサーバー監視もShopifyが行う
1. 安全ホスト型のECソリューション
ShopifyはSSL証明書、セキュリティパッチ、その他を含む業界最先端のセキュリティシステムを備えており、すべてのマーチャントとお客様に安全安心なソリューションを提供します。
2. トラフィックが多くても大丈夫
バックエンドのサービスとしてセキュリティはPCI DSSレベル1に準拠し、無制限の帯域幅、99.99%のアップタイムが保証されているため、アクセスが急激に増加してもマーチャントは安心してサービスを提供できます。また、トラフィック量に合わせて追加でコストがかかることもありません。
3. 不正解析
リスクの高い注文を発送すると、チャージバックの増加につながる可能性があり、最終的にはShopifyペイメントからの削除にもつながりかねません。Shopifyなら、不正が疑われる注文の調査や、不正と思われる注文を知らせる機能など、不正解析を備えているので、不正な注文によるチャージバックの増加を防ぐことができます。
4. 一般データ保護規制対応
2018年5月に施行された一般データ保護規則(GDPR)によって、ヨーロッパにおける顧客の個人データ収集および取り扱い方法は、厳重に定められています。Shopifyには、GDPRに準拠した機能が組み込まれているため、世界中どこでもビジネスが可能です。ShopifyのGDPR準拠には、顧客が自身の個人データを明確に把握して制御できるようになっているほか、顧客の個人データが海外でも保護されるような、徹底した技術的対策が含まれています。
【 Shopifyの料金プラン 】
Shopifyの料金プラン
サイズ | ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額利用料 *1 | 29ドル/月 (約3,300円) | 79ドル/月 (約9,100円) | 299ドル/月 (約34,400円) |
取引手数料 *2 | 2% | 1% | 0.5% |
無制限の商品登録数 | 〇 | 〇 | 〇 |
スタッフアカウント数 | 2 | 5 | 15 |
日本語のメール・SNSサポート | 〇 | 〇 | 〇 |
販売チャネル追加 | 〇 | 〇 | 〇 |
在庫のロケーション | 最大4 | 最大5 | 最大8 |
クーポンコード | 〇 | 〇 | 〇 |
ギフトカード | 〇 | 〇 | 〇 |
レポート | × | 標準 | 高度 |
外部サービスの計算済み配送料 | × | × | 〇 |
対応言語数 | 最大20 | 最大20 | 最大20 |
*1:2022年1月3日時点、1ドル=115.31円
*2:Shopify Paymentを利用すると手数料無料
レンタルサーバー料金
レンタルサーバーの種類 | 初期費用 | 月額料金 |
共用 レンタルサーバー |
2000 | 2000円~/月 |
ドメイン料金
例 .com / .net / .org / .biz / .info / .xyz / .link / .click / .tokyo / .blog / .site / .online /.tech ...etc
料金:0円~15000円/年
Shopifyの基本機能
フロント機能
商品ページ管理やカートチェックアウトなど、ECサイトのなかでユーザーが実際に触れる箇所の設定を行えます。以下は、利用できる機能の一覧です。
- 商品ページ:商品一覧や詳細ページの設定を行える
- カートチェックアウト:ショッピングカートの導入や管理を行える
- 顧客管理:ユーザーアカウントの作成や管理ができる
- ブログ:ストア内に企業ブログを設置できる
- おすすめ商品表示:レコメンドシステムを導入する
- 予約販売:予約販売システムを導入する
- 詳細検索:カテゴリやキーワードで検索できるシステムを追加する
管理機能
バックオフィス業務のほとんどは、Shopifyの管理機能を使って実施できます。使用できる管理機能を一覧にまとめました。
- オンラインストア:テーマやSEOの設定などサイトの基礎部分を調整する
- 商品管理:タイトルや説明文、画像、価格などを設定できる
- 注文管理:受注情報の検索や出荷登録など受注履歴に基づいて管理できる
- 販売チャネル:Amazonや各種SNSなど複数チャネルの管理を行う
- 決済機能:Shopify Paymentのオン・オフ、必要な決済システムの導入
- マーケティング:メール配信やクーポンコード作成といった販売促進に関する設定
- アプリ管理:アプリのインストールや削除を行う
分析機能
分析機能を活用すると、売上や販売数量などの効果検証からストア改善へとつながります。主な機能は以下のとおりです。
- 商品レポート:集客や行動、財務などジャンルごとの業績を確認できる
- ライブビュー:ストアのアクティビティをリアルタイム表示させる
- レポート出力:ExcelやGoogleスプレッドシートにデータをエクスポート
- Googleアナリティクス連携:トラフィックや流入元など不足するデータを補える
商品登録 プレビュー
ソフトウェアの価格 (ECサイト作成)
▼ ECサイト制作費
オリジナルデザインで制作する場合
※カートシステム共通
カートシステムセットアップ費用+デザイン費+コーディング費=約200万円~300万円
▼ ECサイト制作費
Shopify・有料のデザインテンプレートを利用し、カスタマイズをする場合
カートシステムセットアップ費用:約30万円~
+
ECサイトの基本的なページ構成
・トップページ
・商品詳細ページ
・商品一覧ページ
・ニュース一覧ページ
・ニュース詳細ページ
・特商法ページ
・利用規約
・プライバシーポリシー
・問い合わせフォーム
デザインテンプレート購入費:約1万円~2万円
+
デザインテンプレートのカスタマイズ費:約20万円~(カスタマイズ内容によって金額が変動)
+
ECサイトによっては制作する場合があるページ
・特集ページ(詳細)
・特集ページ(一覧)
・コンセプト(ブランドについて)
・その他、独自に制作したいページ
アプリ実装費用:約1万円~ (一つあたり・アプリによって金額が変動)
その他プラグインの導入